【モラハラ妻と離婚】親権を取って子供の未来を守りたいなら

モラハラ妻と離婚を望んでいるけれど子供の未来を考えたら離婚に躊躇していませんか。その考えはもしかしたらモラハラ妻の洗脳によるものかもしれません。貴方自身の将来とともにお子様の健康的な未来を守るために、モラハラ妻と離婚して親権を取る方法を考えましょう。

離婚時の子供の親権について

離婚時の子供の親権については以前にも記事を書いていますので、こちらの記事もお読みください。⇒「モラハラ離婚を決める前に考えたい子どもの親権」

上記の記事はモラハラ夫との離婚を考える女性を中心に書いていますので、今回はモラハラ妻と離婚を考える男性を中心に書かせていただきます。

夫婦が離婚する時に20歳未満の子供がいる場合は、子供の親権をどちらの親が持つのかを決めてから離婚します。夫婦で話し合って決める協議離婚の場合は、夫婦の考えで子供の親権などを決めます。しかしモラハラ夫婦の場合は話し合うことが困難な場合が多いため協議離婚では解決せず、家庭裁判所に離婚調停を求めることになります。

家庭裁判所で親権を決めるときは、基本は「子供の福祉」を重視してどちらの親が親権を持つことが望ましいか決めます。日本では離婚した夫婦の8割が母親が親権を得ているようですが、父親は親権を持てないわけではありません。

離婚調停で子供の親権を決めるポイント

離婚調停では担当する2名の調停委員は以下のようなポイントを見て、どちらの親が親権を持つことが適当かを話し合っていきます。調停委員は夫婦のどちらか一方に偏らないように男女ペアで担当されます。

1.これまでの子供の監護状況

別居以前に子供の世話をどちらの親が主体的に行っていたかを聞きいていきます。裁判所は子供をできるだけ離婚前と変わらない環境でいるべきという考えがあります。この点から母親が有利と考えがちですが、モラハラ妻の生活態度などを調査員に説明したり集めた証拠を提示していくと、父親に親権を与える可能性も出てきますので諦めないでください。

2.現在の子供の監護状況

夫婦が別居している場合は、別居中の現在どちらに子供が養育されているかも調べます。別居中に子供を育てている親に親権が得られ安いと言われています。もし別居を始めた時点で子供がモラハラ妻と一緒に生活していて、父親は子供と生活をしたいために母親の同意もなく子供を自分のもとに連れてきたら違法行為になります。子供の連れ去り以外にも暴力など違法行為があったことがわかれば、親権は得られなくなります。

3.肉体的・精神的に健康であること

親が肉体的または精神的に問題があり、子供の養育が難しいと判断されると親権は与えられません。人格に問題があるモラハラ妻は、外面が良いため調停委員に対して好印象を与えるはずです。それでも貴方は、モラハラ妻がこれまでどんな言動や行動をしてきたかを証拠を見せて十分に説明すると、子供の養育環境としては相応しくないと判断される可能性もあります。

ですが父親の貴方がモラハラ妻から受けた精神的ダメージでうつ病など発症していたら親権が得られない可能性があります。離婚調停前にモラハラ妻との生活から離れてうつ病をできるだけ緩和させるようにしてください。

4.子供の年齢

子供が乳幼児の場合は身の回りの世話以外にも、良好な心の生育で母親が育てることが望ましいと考えられているので、乳幼児の場合は8割以上母親に親権が与えられます。ですがモラハラ妻が子供に対しても酷い暴言を吐いて子供の人格を傷つけていることがあれば、それを証明できれば「子供の福祉」として不適切と認められて母親に親権が与えられない場合もあります。

15歳以上の子供には家事審判規則で「子供の意見も聞かなければならない」と定められています。実際には15歳以上になっていなくてもある程度の年齢になっていて明確な意思があれば、子供の意志は重要事項として考慮されます。

調停委員は子供から様々な話を聞きますが、「お父さんとお母さんと、どっちと暮らしたい?」などと、子供の気持ちを踏みにじむような聞き方はしません。親権を得るために子供に言い含めることはせずに、子供としっかり向き合ってください。これから自分はどのようにしていくのか、どのように養育環境を整えていくのか子供にしっかりと話してあげると子供は安心できるでしょう。

5.これからも育児に時間をかけられるか

子供はすぐに風邪をひいたり怪我したりといつ何が起きるかわかりません。そんなときに直ぐに子どもに対応できることを調停委員に説明できるようにしてください。仕事ですぐに帰れないときでも、どのように対応できるかも考えておくと良いです。モラハラ妻が今まで子供の世話を全て行ってきたなら、とても大変でしょうが親権を得るためには大切なポイントです。もしモラハラ妻が育児も放棄していて、子供の世話も仕事も父親が行っていたのならとても有利になるでしょう。

6.経済的に余裕があるか

収入の多い少ないで親権が決まるわけではありません。子供の養育費は親権を持っていない親からも支払いがあるので子供の養育に関しては心配はないでしょう。しかし養育費の相場は養育費を支払う側の経済状況にもよりますが、子供1人について月3万円前後と言われています。これだけでは親子が今まで通り生活できる額ではないので、安定した収入があるほうが子供の養育環境として相応しいと判断されやすいです。

子供の養育は父親主体で行う

子供を連れて家を出たとき、それまでモラハラ妻が子供の食事や環境を整えていたことを父親が行うことになります。仕事と家事と子供の教育を一人で行うことになりますが、実家の両親や親族に家事などをサポートしていただけると仕事も子育ても両立できるでしょう。

ただし子供の世話を両親や親族に任せっきりにしないように気をつけてください。モラハラ妻といえども子供にとっては一人しかいない母親であり、離れて生活することになったことは少なからず不安を抱えているはずです。そんな時に父親も仕事で家に不在がちだと、子供はもっと父親からも見捨てられた気持ちになるかもしれません。子供には今まで以上2倍3倍の愛情を注いで欲しいです。

子供の親権を取るとき、別居時に子供が父親と母親のどちらと生活しているか子供のことをどれだけ知っているかが重要になってきます。離婚調停で子供の親権を決めるときに調停離婚からいくつか質問をされます。子供の好きな食べ物、子供の担任の先生の名前、子供がいつも遊んでいる友達の名前、得意な学科と不得意な学科について、好きな芸能人、将来の夢など聞かれる場合があります。

子供から無理やり聞き出すことはしないで、ゆっくりと子供と触れ合いながら子供のことを知ってください。また子供自身も今まで父親のことを知っていなかったことに気づくかもしれません。父親の幼少期の話などをしながら、お互いのことを知っていくと親子の絆が強まると思います。

離婚後の子供の変化に注視して

離婚した時の子供の年齢や兄弟の有無、離婚後の生活の安定度によりますが、子供の態度に変化が出る可能性があります。小さい子供は夜泣きや感情的に混乱したり、別れた親に会いたいと泣いたりするかもしれません。思春期の子供は親に厳しい言葉を浴びせたり、家出したり、非行が始まったりするかもしれません。

そういった行動が起きる前に、父親は頑張って子供と心理的に接する時間を増やして、子供の気持ちを受け入れて、支えてください。子供にとっては両親の離婚は望まないものだったけれど、自分自身の人生を希望を持って生きていくように励ましてください。

父子家庭を様々な面でサポートしてくれる団体もあります。子供との悩みを一人で抱えずに同じ悩みを持っている父親と話せると心強いはずです。参考までにあるNPO法人のホームページを紹介します。⇒NPO法人 ファザーリンク・ジャパン

まとめ

いかがでしたでしょうか?

モラハラ妻と離婚したけれど、もし子供の親権を取れなかったとしても諦めないでください。たとえ子供と離れて暮らすことになっても定期的に面会することができます。常に子供への強い愛情を持ち続けてそれを子供に伝え続けていけば、きっと子供も父親に捨てられたとは思わないでしょう。夫婦は血の関係はないですが父親と子供には強い血の関係があります。離婚する前では気づけなかったことが、離婚して一人の人間として向かい合うことができるようになります。

モラハラ妻から離婚して精神的にも肉体的にも辛い生活から離れて、貴方とお子様が笑顔になれることを心から望んでいます。

こちらの記事も参考になると思いますので是非お読みください。⇒「モラハラ離婚前に知っておきたい子どもとの面会交流」