モラハラ離婚裁判を勝訴で終わるための心の準備

今、自分が夫(妻)から受けていることがモラハラだと気づき、離婚を決意された方はとても強い心の持ち主です。モラハラ夫(妻)と離婚するには長い時間がかかるかもしれません。裁判になるまでに1,2年かかると言われています。裁判を勝訴で終わるまでにさらに2~3年かかる場合もあります。モラハラ離婚裁判を勝訴で終わるために、どんな心構えやサポートがあるのかお伝えします。

心の準備1.裁判離婚までの流れ

モラハラ夫(妻)との離婚話が進まないときでも、すぐには裁判にはなりません。まずは裁判離婚までに至る流れを確認してみましょう。

  1. 協議離婚(モラハラ夫(妻)と話し合いで離婚を決める)
  2. 調停離婚(協議離婚が不成立のとき、家庭裁判所に調停を申し立てる)
  3. 裁判離婚(調停での離婚案に同意できない場合は不成立。家庭裁判所に裁判を申し立てる)

離婚の80~90%が協議離婚で成立しますが、モラハラ離婚の場合は協議が成立しない場合が多いです。早々に調停離婚へと進みます。調停離婚では家庭裁判所の調停委員が仲介に入り両者の意見を聴取しながら離婚案を提示します。そこで折り合いもつけながら9%が離婚成立します。調停離婚は順調にいけば半年で終了します。

調停の離婚案に不服があるときは不成立となり、離婚裁判へ申し立てることが可能です。ここで裁判にしないで、別居を続行する夫婦もいらっしゃいます。

裁判離婚へ進んだ場合、家庭裁判所で出された和解案や判決に不服だった場合は、高等裁判所へ控訴(こうそ)できます。そして高等裁判所でも判決に不服だった場合は、最高裁判所に上告(じょうこく)します。最高裁の判決は最終です。最高裁まで裁判するとなると2年以上はかかると言われています。

心の準備2.モラハラ離婚裁判を勝訴するための戦略を立てる

やっぱり裁判に勝訴するためには戦略を立てる必要があると思います。離婚調停では調停員は配慮してくれて、モラハラ夫(妻)と鉢合わせしないようにしてくれます。

しかし裁判の場合は、弁護士を依頼しないで自分で裁判を行うときは必ず裁判所に出廷しなくてはならないので、モラハラ夫(妻)と顔を合わすことが起きるでしょう。弁護士に依頼した場合は、弁護士が全てを行ってくれるので裁判を出席しなくても良くなります。

モラハラ離婚裁判では弁護士を立てずに自分でも裁判をすることはできますが勝訴をするため弁護士とじっくりと戦略を立てていくと良いです。

離婚裁判は家庭裁判所の離婚調停では問題にならなかった離婚理由「法定離婚原因」が必要になってきます。法律上で定められた離婚原因「法定離婚原因」とは以下の5つがあげられます。

1.不貞行為

夫婦お互いが貞操を守る義務があり、配偶者が夫婦以外の異性と肉体関係を継続的に持っていた場合。

2.悪意ある遺棄

夫婦生活は協力しあう義務があり、夫婦どちらか一方がこの義務を怠り、円滑な共同生活に影響している。またその状態をワザと放置した場合。

3.一定期間以上の生死不明状態がある

夫婦どちらかの行方が分からなくなり、3年以上生死不明の場合に離婚が認められる。

4.重度の精神病を患い回復の見込みがない

夫婦どちらかが重度の精神病を患ったとき、将来的に回復の見込みがなく夫婦一方の負担が大きいと判断された場合に離婚が認められる。

5.婚姻関係を継続することができない重大な理由がある

上記の1~4に該当しないが、夫婦が婚姻生活を継続することができない重大な理由があった場合、離婚が認められる。

裁判ではこの上記5つの離婚原因を証明するために、しっかりと証拠を用意することが裁判を勝訴するためのカギになります。どんな証拠を用意したらよいかこちらの記事も読んでみてください。⇒「モラハラ離婚のためだけじゃない証拠集めと心の準備」

心の準備3. 困ったときは誰かに頼る

「困ったときに誰かに頼る」は当たり前のように思えても、人間は中々周りの人に頼ることができません。ましてやモラハラ夫(妻)と戦ってきた方々は一人で頑張ろうとする癖がついています。でもかなり精神的に疲労しているはずなので、そんなときは専門家に助けを求めることが必要です。長い裁判を勝訴させるためには多くの人に協力を求めてサポートを受けていきましょう。

裁判のことについては弁護士さん。心のことについてはカウンセラーさん。子どものことについては学校や幼稚園の先生。自分は仕事で忙しくて子どもの世話ができないときは地域の社会福祉センターやシルバー人材センターなどに相談することもできます。誰かに頼んで誰かに助けてもらえると、時間の余裕ができます。空いた時間はあなた自身のために使ってもいいですし、子どもと遊ぶ時間を増やすことにも使えます。

新しい生活を始めるために、モラハラ離婚裁判で勝訴するためには、安定した心が必要です。困ったときはお互い様。「助けてください」と声に出したら、周りの人は自分のできる範囲でサポートをしてくれます。また人間は誰かのサポートができるときとても幸せな気分を味わえます。喜んでサポートしてくれるはずですよ。

心の準備4.同じ悩みを持つ仲間を見つける

モラハラ夫(妻)からモラハラを受けていた人が集まるコミュニティに参加すると、同じ気持ちを抱えた人と話せて固まっていた心が和らいでいくことでしょう。専門カウンセラーと話すとはまた別の心の癒しと、元気がもらえると思います。

またモラハラ離婚裁判を経験している先輩方や同じ悩みを持った人たちが集まるホームページもあります。家から出ることができずに、友達とも会うことができない方でも家にいても相談することができます。

相談することはなかなか勇気が必要な行動です。そこまで今はなくてもホームページを読んで他の相談者の悩みを読まれることで、少しづつ心の準備が整っていきます。

モラハラ被害者同盟の相談サイト⇒こちら

心の準備5.モラハラ離婚裁判が勝訴で終わったときを想像する

ここはとても大切です。メンタルコーチとしては、クライアントさまにはしっかりと未来の目標地点を意識していただけるようにサポートをしています。未来は自分でどのようにも掴むことができます。望む未来にするには、今自分がどれだけ望む未来を強く意識しているかにかかってきます。強くというのは、望む未来を明確にはっきりとイメージして、聞こえてくるもの、自分の感情もしっかりと味わっていることができることです。

ではここで、目を閉じて思い浮かべてください。

離婚裁判は全てが終わりあなたの望むとおりになって勝訴しました。

その15分後、あなたはどんな表情でどんな気持ちで勝訴の余韻味わっていますか?

傍には誰がいますか?

あなたの耳には何が聞こえていますか?

今すぐに完璧に望む未来を想像できなくても構いません。今はモラハラ夫(妻)への恐怖感や不安が出てくるかもしれません。それでも大切なのは、その恐怖感や不安感から離れて望む未来を想像することを繰り返し繰り返し習慣化するまで行うと、望む未来が現実になります。

モラハラ夫(妻)と離婚が決定するまでに長い時間がかかると思います。長い時間があるということは、じっくりと望む未来を想像する時間があるということです。何時でもどこでも望む未来を想像することができるようになれば、きっとモラハラ離婚裁判は望むとおりの勝訴が得られるでしょう。

まとめ

心の準備をして、モラハラ夫(妻)と離婚裁判が勝訴で乗り越えて、皆様のアカルイ未来が訪れることを願っています。

こちらの記事もぜひお読みください。⇒「モラハラ離婚と後悔しない人生の選択」

最後までお読みいただきありがとうございました。