【癒しの時間】人付き合いが上手くいかず疲れる時はインナーチャイルドが寂しいと感じているとき。インナーチャイルドを癒して望む現実にしていきましょう。

こちらの記事を開いていただいた方は、もしかしたら今まで職場の人間関係や近所との人間関係を上手くいこうとして頑張ってきたのではありませんか。頑張ってきたけれど人付き合いが上手くいかず、どうしたら良いのか分からなくなって身も心も疲れたと感じているのではないでしょうか。貴方がこの記事を見つけることになったのは、きっと貴方のインナーチャイルドが貴方に寂しい気持ちに気づいてほしいと思ったからだと思います。これを機会にインナーチャイルドの寂しい気持ちを感じながら癒して、現実の人間関係を楽にしていきましょう。

なぜ人付き合いが疲れるのか?

人付き合いが上手くいかなくて疲れる時とはどんなときでしょうか。

人付き合いに限ったことではないですが、やりたくない仕事や家事をなんとか頑張ってやったときはとても疲れるでしょう。でもその結果が成果があったり部屋がとても綺麗になったときは気分はスッキリして、疲れも吹っ飛ぶ達成感があります。

でも頑張った結果が良いものではないとき、身体の疲れる以上に心はイライラして疲れが増した状態になるのではないでしょうか。

仕事も家事も人付き合いも、上手くいかなくて疲れる理由は一つだけ。方法が間違っているからです。

仕事をするときは望ましい結果(ゴール)にフォーカスして、上司や同僚を信頼しながら共に行動していきます。

家事をするときは望ましい状態をイメージして、闇雲にただ汚れを取るだけでなく、不要なものは捨てて、物を適切な配置に整えることでスッキリと綺麗になります。

でも人付き合い(人間関係)の方法は仕事や家事とは違います。それは相手にも自分にも心があるから。自分が相手と望ましい状態になるために、相手から好かれようと一生懸命に頑張ることは、相手を自分の思うとおりにコントロールすることです。

今まで人付き合い(人間関係が上手くいってこなかったのは、自分の考え(思い込み)の中に「自分の気持ちを抑えて、相手の機嫌がよくなることをすれば、相手は自分を好きになってくれる」「自分が我慢すれば周りのみんながしあわせでいられる」という考えがあるかもしれません。

もし今その考え(思い込み)があることに気づいたならば、貴方のインナーチャイルドは傷ついて寂しい想いをしていることでしょう。

インナーチャイルドとは

インナーチャイルドとは、貴方の『心の内側(インナー)にいる子ども(チャイルド)』のことです。

子どもの頃に体験し学んだことから、自分を守るために心の内側で貴方の子ども時代の人格が今も貴方の中で頑張っている。それがインナーチャイルドです。

子どものときはまだ非力であり保護を必要とする存在であり、まだ心も成熟していないので何か辛い体験をすると心にダメージを受けます。

なので自分を守ってくれる親や保護者から失望されたり無視されたり、また親が死ぬなど守られない状況になることは子どもにとっては死活問題です。

そのような状況にならないために子どもの自分はどのような行動を取ればよいのかと、できることを考えて行動していきます。

自分を守るためだけど、自分の気持ちを表現することを我慢して、大人や周りの人から嫌われないように行動していきますが、見えない心の傷はどんどんと大きくなっていきます。

その考え方や行動は無意識のクセ(習慣)となり、大人になっても心の内側に存在して反応し続けます。

非力だった子どもの頃はその考え方や行動で良かったけれど、庇護が不要になった大人になったときにもクセとして同じ考え方や行動を続けてしまいます。そうすると正常な人付き合い(人間関係)が気づけないために、問題が起こりやすくなるのです。

インナーチャイルドが傷つく原因

ことわざで「三つ子の魂百まで」と言われるように、人の性格は3歳から10歳までの間に形成されます。

インナーチャイルドが傷つく原因は、この幼少期から思春期にかけて家庭や学校での体験が影響しています。

家庭内で愛情を十分に感じられなかったり、学校でいじめを受けて苦しい体験をしたりと子供の頃に安心した自由な生活が送れないと、心にストレスを感じてインナーチャイルドが傷つく原因となります。

人は本来、生命の安全と居場所の安全という最低限の欲求が満たされて、人間らしい成長が始まります。でもそれが満たされないと周囲の人への警戒心や不信感が芽生えていくことになります。

傷ついたインナーチャイルドは二度と辛い想いをしないようにと、自分の気持ちを硬く閉じ込めて周囲の人の言動を注意深く観察していきます。人の表情を良く見て、その人が好ましいだろうと思う行動をするようになります。でも実は人を警戒するための行動だとも言えます。

子どもの頃はその行動をすれば大人が守ってくれて安全な居場所が確保されますが、大人になったときそれは通用しません。強い警戒心を持ったまま大人になると、様々な問題を引き起こします。

例えば、人が怖い、人間関係が上手く築けない、自分に自信がない、恋愛ができない、仕事が続かないなどが起きてきます。

他にもインナーチャイルドが傷つく原因として、「家族みんなで笑顔で過ごして、友達みんなとも楽しく過ごす」という平和的な欲求が満たされないときが最も大きな影響を与えます。これは両親が多忙で疲れ切っていて子どもと一緒に過ごす時間が少なかったり、ひとり親のために家族の生活を一人で担っていたりすると、子どもは親を守らないといけないから自分はわがままを言ってはいけないと思うことがあります。寂しい想いはあるけれど、親に負担をかけたくないからと自分の気持ちを抑えることもあります。

親としては十分に子どもに愛情を与えていたとしても、子どもは自分の気持ちを抑えるクセがついていきます。その子どもが大人になったときも親から暴力等を受けたことはないために、自分のインナーチャイルドが傷ついていることに気づきにくいことがあります。でも自分の想像以上にインナーチャイルドは傷ついています。

インナーチャイルドが傷つきやすい家庭環境:機能不全家族

機能不全家族とは、家族の一人ひとりの安全が守られていなかったり、一人ひとりの人格や人権が尊重されていない家族のことです。

これは大人の目線で家族同士を比べたり評価判断するのではなく、子どもの目線で家族としての機能が不完全である家族のことを不完全家族といいます。

心理学では、日本の家族の8~9割が機能不全家族の要素を含んだ家族だと言われています。それは太平洋戦争後の日本を取り巻く環境や文化、価値観などが目まぐるしい変化が影響しているからです。

戦後の高度成長期時代は「大学に入れば良い会社に入れる」「会社に永久就職」という価値観があったのに、バブル崩壊後からリーマンショックを経た現在は「大学に入っても良い会社に入れるとは限らない」「良い会社に入ってもずっと働くとは限らない」という考え方に変わっています。

子どもの時代に受けた教育や子育て法が正しいと考えて大人になりますが、親になり子育てする時になって昔の教育観がその時代に合っているかというと、そうとは限りません。でも大人は自分の価値観を変えないまま子どもに古い価値観を押し付けてしまう場合があります。

そうなると子どもは親から教えらえた価値観と新しくなった環境とのギャップが生まれてしまいます。一見小さなズレのようですが積み重ねていくと生きづらさに繋がっていきます。

日本人の多くは機能不全家族の中で成長していて、完全な家族であるほうが稀だと言えます。

機能不全家族で育ったことを認めることは、親の教育が悪かったと責めることではなく、ただ親と子どものそれぞれの価値観の違いは時代の違いだと気づくことです。そして今まで持っていた考え方(思い込み)を手放すことを自分自身に許可することができます。

インナーチャイルドが傷ついたのはさらに優しく自分らしく成長するため

今まで人付き合いで上手くいかなくて苦しい経験をしたことは、インナーチャイルドのせいだ、親の教育が悪かったせいだと思いたくなるかもしれません。

でも自分が幼いころに、自分の気持ちを抑えて辛い想いや寂しい想いまでして、周りの気持ちを尊重して、大人を守ろうとしたのは、貴方が生まれ持った『優しさ』という才能です。それはとても強い優しさです。

貴方は寂しいけれど自分のインナーチャイルドを傷つける道を選んだのは、自分が大人になったときにインナーチャイルドの寂しさに気づいて癒すことができると分かっていたからだと思います。

インナーチャイルドは必ず癒すことができます。癒した先には本来の貴方を充分に出しても人付き合い(人間関係)が上手くいく現実が待っています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

人付き合い(人間関係)で疲れたときは一度立ち止まって、今までとは違う方向から目線を向けると新しい気づきが生まれることがあります。

人付き合いが上手くいかない相手は、もしかしたら貴方のインナーチャイルドが寂しい気持ちに気づいてほしいから貴方の目の前に表した人かもしれませんね。

自分ばかりに目線を向けていたら疲れることもあるでしょう。そんなときはまた別の人(大切な人)に目線を向けてみても良いかもしれません。

手を変え、品を変えて、ぜひ楽しくインナーチャイルドと向き合ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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