人間関係の悩みで生じる4つのストレス状態と今すぐできる改善策

今の日本社会で仕事を辞める理由の第1位は「人間関係」です。職場の人間関係で一度こじれてしまうとほぼ修復不可能です。仕事はやりがいを感じて好きであっても、同僚や上司と人間関係が悪い状態ではストレスが溜まってしまいます。ストレスが極限まで溜まると仕事すらできない状態になります。そんな状態になる前にストレスを軽くして人間関係に悩まないようになりたいものです。今回は人間関係の悩みで生じる4つのストレス状態と今すぐできる改善策紹介します。

人間関係で悩んでいる時の4つのストレス状態

ストレスというと悪いイメージがありますが、適度なストレスは自己成長につながり人生を良くすることもできるので良い面もあります。仕事の忙しさや困難さを仲間と一緒に乗り越えたときは達成感は仕事にやりがいを感じると思います。

でも仕事の忙しさに加えて人間関係の悩みが入ってくるとストレスは半端なく膨れ上がります。そんな人間関係の悩んでいる人がどんなストレスを感じているのかを4つのストレスで紹介します。

1.自分や他人を責め続ける

職場で人間関係が上手くいっていないときは、自分に対して悪口や意地悪なことをする同僚について悪く思ったりしてしまいます。でも実は自分を責めているのです。潜在意識では自分が同僚と上手く付き合えないことが悪いのだと思って自分を責めているのです。

人間関係に悩んでいる人ほど真面目な人はいないと思います。なぜなら、小さい頃に親や教師など大人からは言われた教え「周りの人と仲良くしなさい」「協調性を持ちなさい」という言葉に従おうとしているからです

だからその教えの通りに周りの人と仲良くすることができないと、自分は周りと仲良くできない出来の悪い人間だと思い込んでしまいます。

自分や他人を責め続けているのは自分でストレスを生み出して、自分を傷つけていることに等しいことになります。

2.考えすぎて夜が眠れなくなる

日中はその日一日に起きたことを処理して整理する時間と場所がなく、夜の眠る直前の布団の中が頭の中で整理しやすい時間です。多くの人は布団の中に入ると色々なことを頭の中を巡っているはずです。

翌日に処理できることなら、頭がすっきりしてそのまま眠ることができるでしょう。でも人間関係のことになると堂々巡りで問題解決が見つからずに頭の中でただ駆け巡るだけになります。気づいたら1時間考え続けていることもよくあります。ずっと考え続けてしまったために頭が疲れた状態で寝付けなくて、無理して寝ようとするので頭も心も体にもストレスが溜まってしまいます。

そんな状態なので十分に睡眠がとれないまま翌朝を迎えてしまうっと、頭が十分に休息が取れなかったために仕事や生活の様々な場面で影響を与えてしまいます。

3.集中力が落ちて仕事のミスをしてしまう

眠れない夜が続いてしまうと集中力が落ちてしまいます。

仕事中に睡魔が襲って居眠りをしてしまうかもしれませんし、データ入力などしていると入力ミスを起こしてしまう可能性が高くなります。

そうなる仕事が余計に増えるだけでなく、自分自身の評価を落としてしまいます。周囲の人とも更に関係が悪化することになりかねません。

人間関係のストレスが溜まって寝付けないと、仕事に誇りをもって行っていても集中力が落ちてしまうと仕事にも影響を与えてしまいます。

また寝不足で集中力が落ちているときは日常生活でも事故を起こしやすくなります。ボーっとして歩いていると車にぶつかる可能性が高くなるし、自分で運転していると人にぶつけてしまう可能性も高くなります。

ストレスが危険を生み出していると言えるでしょう。

4.好きな趣味をする気力がなくなる

好きなことをすると楽しい気分になって元気になります。平日は仕事や勉強を頑張ったサラリーマンや学生は週末は自分の好きなこと、やりたいことをして次週からの仕事や勉強に気力を蓄えると思います。

皆さんはどんな趣味をお持ちでしょうか?少し考えてみてください。

私は歴史探訪の目的で旅行することも好きです。また美味しいものを食べることが好きです。そのことを考えるとストレスを跳ね飛ばしお仕事も頑張れます。

皆さんは自分の好きなことを考えることができましたか?

以前は職場の人間関係で悩んでいた時は、悩みすぎて頭がパンク状態のうえに睡眠不足の状態だったため仕事のこと以上考えることを拒否していたため楽しいことすら考えられなくなっていました。

この状態では眠ってもただ現実を拒否しているだけで、ストレスを取り除き身体を癒したことにはなっていません。目標があってこそ辛いことも頑張れます。でも目標すら考えることができなくなると人は生きる目的が失われてしまいます。

人間関係の悩みは直ぐに解決はできないですが、自分の体と心のストレスを解放させる改善策はあります。まずは自分の体と心に向き合ってみませんか。

人間関係のストレスから解放する改善策『マインドフルネス』

『マインドフルネス』という言葉をご存知でしょうか。

マインドフルネスとは、あらゆる判断をせず「今この瞬間」に意識的に注意を向けることです。良い悪いの判断をしないでただ今のありのままの自分を感じることです。

仏教の瞑想を発端としながら、アメリカで発展し、今ではアメリカの大企業Google、Facebook、Yahoo!などがマインドフルネス瞑想を社員研修に取り入れています。

マインドフルネスは、あなた自身の人生についての想いや、あなたが周囲に対して感じている劣等感、他人への感情を変えます。そして人とのつながりによって広がる可能性と、自分自身の目標に向かう力を最大限に引き出します。

Google社では次のような効果があったようです。

  • 相手の話を聴くのが上手くなって、すぐにカッとすることがなくなった
  • 自分の仕事に新しい意味や充足感が見つかった
  • 結婚生活の質があがった
  • あらゆる状況を以前よりも理解できるようになった
  • 心の平穏と幸せがずっと深まった

このように自身の「マインド(心)」に集中して生活すると、常に安心感と柔軟性、心の余裕を持つことができ、本来の自分でいることができます。

マインドフルネスを常に行っていくことにより、自己理解が深まり、より豊かで幸福な人生を送るための土台ができます。

生きていると突然大きなトラブルに直面することがありますが、何かしらの試練に直面してもそれらに怯えたり、恐れる気持ちは少なくなります。

むしろ突然のトラブルが起きても、それを次のステップアップのチャンスとして歓迎できるようになります。

全ての出来事は無かったことにはできませんが、あなたの心に影響を与えないようにすることができます。

心のクセに囚われない方法を身につけることで、より強く健康的な考え方が養われて、毅然と歩んでいくことができるのです。

人間関係の悩みでストレスが溜まった今、ぜひマインドフルネス瞑想で本来の自分の気持ちを感じてみませんか。

今すぐできるマインドフルネス瞑想

マインドフルネスのやり方はとても簡単です。時間が取れるなら10分以上するとよいですが、仕事中でもトイレ休憩の時に1分でもいいので目を閉じてただ呼吸に集中すればOKです。

立ったままでも座った状態でもできます。

<マインドフルネス瞑想の一番簡単な方法「呼吸を注目する」>

1.椅子に仙骨を立てて座ります。床に座る場合は座布団を半分に折って座ると仙骨が立ちやすいです。

2.目を閉じてふーと息を吐き切ります。

3.息を吐ききったら、すーと息を吸い込みます。

4.これを最初は10分から始めます。慣れてきたら15分30分と時間を増やしていってください。

呼吸はお腹を膨らます腹式呼吸がおすすめですが、胸を膨らます胸式呼吸でもかまいません。鼻から吸い込むと腹式呼吸がしやすいです。

呼吸に意識を向けていても、気が付くと考え事をしていることに気づくかもしれません。それは失敗ではないので気にすることはありません。考え事をしていることに気づいてまた呼吸に意識を向けることができたら成功です。

初めのうちは何度も考え事と呼吸の繰り返しをすると思いますが、回数を重ねるごとに考え事が消えていきます。

瞑想が終わった後の自分の身体の感覚や気持ちをじっくり感じてみてください。

マインドフルネスはいつでもどんな場所でもできるのが良い点です。出勤中の電車の中や、会社の昼休み、そして就寝前のゆっくりできる時間など好きな時に行ってみてください。

マインドフルネスを楽しんで継続するコツ

1.雑念が出てくることを客観的に楽しむ

最初の内は呼吸に意識を向けていても30秒くらいで考え事が浮かんでくることがあります。「今日も部長はイライラしていたな」「今日のランチは何しよう」など意識が呼吸から離れることがあります。そんなとき意識が逸れてしまったことに「失敗した、できない、苦手だ」とダメ出しをしているとマインドフルネスが続くことが苦痛になってしまいます。

マインドフルネス瞑想は雑念が出てくることをただ感じることで十分なのです。それは雑念が出てきたことに「気づく」ことができたからです。気づいたらただ「雑念が出た」ことだけを認識して、また呼吸に意識を集中するだけで十分に成功しています。

2.毎日の生活習慣の中に取り入れる

マインドフルネスを毎日続けるのは時間がなくて難しいと思うかもしれません。新たに一つの習慣を追加するのが難しいのなら、今まで行っている習慣をしている時にマインドフルネスを行うのはいかがでしょうか。

お風呂に入りながらゆっくりと呼吸に意識を向けるだけでもいいですし、食事をしながら体に取り入れた物の味をじっくり感じることもマインドフルネスになります。

マインドフルネスは色んな方法があります。今後様々なマインドフルネスを紹介していきたいと思います。その中から自分に合うマインドフルネスを見つけていってください。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回この記事を読んでいただいた方は何かしら人間関係の悩みをお持ちだと思います。

人間関係の悩みほど悩み続けても解決することはありません。おそらく自分でも分かっていると感じていると思います。でも一度考えて始めると止まってくれなくなるのでストレスに変化してしまいます。

全く考えることをしないことは人間だから不可能です。でも考えることを自分でコントロールすることは可能です。それをトレーニングするのがマインドフルネスです。

ぜひ今日から毎日10分マインドフルネス瞑想を始めてみませんか。三日坊主になっても大丈夫。また始めればいいだけです。続けていくと、今の自分とは違う自分になっていることに気づくでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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