「人間関係を理由に仕事を辞めることが不安」そんな時に気持ちがラクになれる3つの思考

仕事がうまくいかないとき、人間関係が悪くなっているとき、人はどうして良いのか分からなくなって仕事を辞めることを考えてしまいます。それでも仕事を辞めることに対して罪悪感だったり、人間関係を理由に仕事を辞めると次もまた人間関係に悩むのではないかと不安が出てきたりします。そんな時に気持ちがラクになれる3つの思考を紹介します。

人間関係が悪化している理由:エネルギーが極度に低下しているから

まずは人間関係が悪化しているときは人はどんな状態になっているのか考えたいと思います。

外でも家庭内でも同じですが、仕事をしているときはストレスがかかります。なので意識的に仕事から離れてストレスを解消し新たなエネルギーを蓄える必要があります。

でもそんな時間が取れなかったり、仕事の負荷が強いと蓄えているエネルギーをどんどん減らして低下していきます。

ではエネルギーが低下したら人はどんな状態になるのか、3段階に分けて説明します。

<エネルギー低下 1段階目>

  • 寝付けない
  • 食欲不振になる
  • 身体が不調になる

このくらいのエネルギーが低下しているときは、1日か2日リラックスしてストレス発散すると元気になりることができます。

<エネルギー低下 2段階目>

  • イライラする、感情が不安定になる
  • 仕事の責任を逃れたくなる
  • 過剰に責任を感じる
  • 自分が仕事を頑張っていないと感じる
  • プチうつ状態

2段階目と3段階の境から現実は仕事がうまくいかなくなったり、人間関係が悪化する状態になっていきます。

<エネルギー低下 3段階目>

  • 仕事がうまくいかない、小さなミスを重ねる
  • 自分だけが悪いと感じるなど過度の自信喪失
  • 自分を責める
  • 他人のアドバイスや助けを受け入れない、一人で仕事を抱え込む
  • 過度の疲労
  • 出社拒否
  • うつ状態

人間関係が悪化していることは、既にあなた自身がかなり疲労しています。

エネルギーの低下から回復するとき、3段階からの回復は1段階目の回復からと比べると、1日や2日の仕事を休みだけでは到底足りません。半年から1年以上の休養が必要になります。

なので人間関係が悪化しているときは、仕事を休職するか退職して充分な休養をとることが必要です。

 人間関係で悩んでいるときに気持ちが楽になる3つの思考

1.人間関係が悪いとき仕事を辞めてもいい

人間関係を理由にして仕事を辞めたいと考えているとき、一方で「そんな理由で仕事をやめる自分は弱い」とか、「自分だけが悪いのだ」と責めたりしてしまいます。でも本当にあなただけなのでしょうか。

他の人が仕事を辞める理由としてどのような理由が多いのでしょうか。あるインターネットの調査での「仕事を辞める理由トップ5」以下のような結果になっています。

  1. 給与や福利厚生が良くない
  2. 職場の人間関係が良くない
  3. 休日や残業時間の待遇が良くない
  4. 仕事内容にやりがいを感じない
  5. 会社に安定性や将来性がない

「職場の人間関係が良くない」という理由で仕事を辞めている人は第2位にランクされているように、多くの人が職場の人間関係に悩んでいることがわかります。

なので自分が仕事や人間関係がうまくいかなくて仕事を辞めようと考えていることは、悪いことではないし弱さでもなく、自分を責めることはありません。

2.仕事を辞めた直後はすぐに働かない

人間関係に悩む人はとても真面目なので、仕事を辞めたらすぐに働かないといけないと考えます。

でも仕事や人間関係に悩んでいるあなたは、エネルギーが足りていますか?

新しい仕事に就くときは一から仕事を覚えなければならないし、新しい生活に慣れていくまでは通常よりも多くのエネルギーが必要になります。

仕事を辞めるときは直ぐに新しい仕事を見つけるよりも、ゆっくりと身体と心を整えてエネルギーの回復させていくことが人間関係だけでなく全ての面でうまくいきます。

エネルギーを回復する方法については、下の方で書いていますので読み進めてみてくださいね。

3.新しい仕事を探すとき「人間関係が原因で辞めた」と言わなくていい

前の仕事を人間関係が悪化した理由で辞めたら、次の仕事を探すときに「仕事を辞めた理由」を質問されたらどうしようと心配すると思います。

そうですよね。もし人間関係を理由にして仕事を辞めたと面接のときに話したら、面接官はまた人間関係が悪くなったら仕事を辞めるかもしれないと考えて不採用するかもしれません。

でも心配する必要はありません。なぜなら、本当の理由なんて話す必要はないからです。

適当な理由を考えておいて、普通の面接と同じように『働く意欲があります』と伝えるだけで大丈夫です。必要なのは働く人の「働きたいという意欲」だと思います。

しっかりとエネルギー回復ができていれば、新しい職場で再び人間関係が悪くなることはありません。人間関係が悪くなる前に自分でエネルギー回復の対処することができるからです。

新しい仕事に就いたあとは、仕事は頑張りすぎず我慢し過ぎず自分の体と心を大切にすること。これが仕事の人間関係を安定にさせる秘訣だと思います。

必要なのはエネルギーの回復

仕事を休職しているときは、自分のエネルギー回復に努めていきましょう。しっかりと休養をとりエネルギー回復をすれば、人間関係が少し悪くなっても傷つくことはありません。

人間関係が悪くなる人は、自分で思っている以上に疲労がたまっています。それほどこれまでずっと頑張りすぎていたからです。

「新しい仕事を見つけないといけない」と焦る気持ちが出てくると思いますが、そんな気持ちが出てくることもエネルギーが低くなっている証拠です。

疲労がたまり、エネルギーが低くなっているときに新しい仕事を探しても上手くいかないことが殆どです。

今必要なのは極度に低下したエネルギーを時間をかけて回復させることです。

エネルギーの回復方法

医学の専門家はうつ病になる原因の一つには脳のエネルギーが落ちているためと言われています。

1.身体と心を十分に癒す(良質な食事と睡眠と一人になる時間)

仕事を辞めた後は時間が十分にあります。

全ての時間があなただけのものです。自分の身体と心を癒してエネルギーを回復させていきましょう。

回復のポイントは「自律神経を整える」です。エネルギー低下やうつ病は自律神経が乱れていることが原因です。

自律神経を整えるためには以下の生活を心がけてください。

  • 良質な睡眠を取る(決まった時間に就寝と起床すること)
  • 朝日を浴びる
  • バランスの良く一日三食食べる(肉も魚も野菜もバランスよく摂る)
  • 夜はぬるめのお風呂に入る
  • 寝る前にストレッチする

自律神経を整えるためには交感神経と副交感神経の切り替えが大切になります。朝は交感神経を優位にして、夜は副交感神経を優位にしていくためには上記のように生活リズムを整えてください。

最初は生活リズムを整えることが難しいと感じるかもしれませんが、続けているといつしか自然に行えるようになります。

人間が本来持っている自然治癒力を復活させていきましょう。

ちなみに睡眠時間10時間未満にしましょう。寝すぎは脳に悪影響です。

2.自分にわがままになる

これまで「やりたい」と思っていたけど我慢してきたことはありませんか?

もしあったら、「やりたい」と思ったことをぜひ叶えてください。

最初は罪悪感が出てくるかもしれませんが、それもエネルギーが低下しているからです。心からやりたいこと楽しめることを続けていると、次第に罪悪感がなくなり自律神経が整えられてエネルギーが回復していきます。

気になっているカフェに行く、観たかった映画を観に行く、少し体が元気になったら旅行に出かけることもいいですよ。

これまで「仕事ができない自分が悪い」「我慢しなくては」という思いが強かった人は、ぜひ自分に甘く自分に優しくなることを許してあげてください。

これを続けていると人間関係だけではなく、色んなことが良くなっていくでしょう。

3.ストレスに極力関わらない

仕事しているときはストレスになる原因が周りにたくさんありますから、極力ストレスに関わらなければストレスを増やさなくてすみます。

人間関係というストレスならば、人間関係から少し離れて一人になる時間を持つことです。

だからと言って関係が上手くいっていない特定の人物を避ける行動は、さらに人間関係を悪化させることになるので良くありません。

昼休みなどは職場から離れて一人で近くの公園などを歩く、帰宅前に好きなカフェで自分だけの時間を過ごすなど、意識的に気持ちがリラックスできる時間を持つこと。このように簡単なことでよいのでストレス源から解放される時間を持つようにしてください。

仕事を辞めなくてもエネルギー回復は可能

ここまで仕事を辞めることを前提にお話をしてきましたが、エネルギーを回復するためにすぐに仕事を辞めなければいけないと思わなくても大丈夫です。

充分に疲れた身体と心を回復させるためには長い時間がかかりますが、仕事を病気休職することも可能です。

病気休職するためにはいくつか条件があります。

  1. 会社に休職制度があること(大抵の会社には休職制度があります)
  2. 病院に受診して医師より治療上で休養が必要と診断された場合
  3. 本人、会社、医師の三者で病気休職を認められた場合

病気休職できるかどうかは別として、今のご自身の状態を医学面から診てもらうことは大切です。

人間関係が悪いから仕事を辞めように焦って、自分が一番どうしたいのかを意識してみてください。もしかしたら本当は仕事が大好きだったことを思い出すかもしれません。

自分が一番何がしたいのか?

いつもこの質問を頭の中にいれていたら、ある日突然答えが出てきますよ。出てきた答えは本物です。

最後に

いかがでしたでしょうか?

何度も書いていますが、人間関係を理由に仕事を辞めることは決して悪いことではありません

逆に「人間関係を理由に仕事を辞めることは悪いこと」と考えて我慢を続けて病気になることのほうが、自分自身をだまして虐めていることになります。

自分をしあわせにすることを一番に考えてみてください。

ゆっくりとゆっくりと自分を労わってみてください。

エネルギーが高まると仕事や人間関係だけでなく、いろんなことが良くなっていくことに気づくでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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