【妻の浮気】両親が離婚する時しない時の子どもの影響は?

妻の浮気などが原因で離婚を考えているときにもし夫婦に子どもがいたら、子どもにはどんな悪影響を及ぼすのか十分に考える必要があります。またもし離婚を選択しなかったとしても、浮気によって夫婦仲には亀裂が入ります。両親がその状態のままで子どもにどんな影響を受けるのかも考えていきたいと思います。

両親が離婚したときの子どもの影響

離婚が子どもにどんな影響を与えるのか考えていきたいと思います。でもまず覚えていただきたいのは、すべての子どもが離婚で悪影響を及ぼすというわけではないことです。まったく離婚の影響を受けない子どももいたり、兄弟姉妹でも立場の違いによって影響の受け方が違ってくることがあります。また両親の離婚前後に影響が出るとも限らず、成長段階で親の離婚が子どもの人生に影響を与える可能性もあります。

両親が離婚した子どもがその後の人生で受けたマイナス面として以下のことがあげられています。

  • 転校することになって仲の良い友達と離れなくてはならなかった
  • 母親が働きに出るようになって一緒の時間が少なくなった
  • 別れた親の祖父母と会えなくなった
  • 生活が急に苦しくなって進学できるか不安になった
  • 世間から「片親の家庭の子ども」という目線で見られた
  • 人間不信になった

などがあげられています。

一方で両親の離婚でプラスになった面もあげられています。

  • 両親の口論を聞かなくて良くなった
  • 母親の笑顔が増えた
  • 家庭内が明るくなった
  • 兄弟姉妹で協力することが増えた
  • 人の痛みや優しさを感じられるようになった
  • 精神的に成長できた

両親の離婚を経験することは、片親と別れることや親類と別れることで悲しさが多いです。しかしその経験をプラスに変える強い心を持つ子どもへと成長できるのですね。

でもそれは子どもが自分で見つける答えです。大人が勝手にプラスに考えなさいと言うことではありません。離婚を決める前に子どもの将来のこともしっかりと考えていくべきでしょう。

両親が離婚しなかった時の子どもの影響は

両親の離婚は子どもにとって大きな影響を持つことは確かです。ですが離婚しなかったとしても子どもが精神的に安定して成長するためには家庭内の大人の関係が良好であることが大切です。

両親が不和の関係で育った子どもは成長後にどんな影響があるでしょうか。

  • 親の姿を見て育つため、成長して怒りの感情をコントロールできない
  • 自分に自信が持てなくて他人の評価ばかりを気にする
  • いつ両親が離婚するかとびくびくして生活しているため良い子を演じている。大人になっても他人の要求に応えることばかりで生き辛い
  • 人間関係構築することに希望がもてなくなる

子どもにとって家庭とは安心と活力を与えてくれる場所です。でも両親が不仲であると悲しみと不安の中で過ごさなければなりません。両親が離婚をしなかったとしても子どもにとって必ずしも幸せであるとは限りませんね。

子どもの恋愛観に影響する親の浮気

両親の離婚が子どもにとってすべて悪影響を及ぼすわけではないと書いてきましたが、それでも全くないわけではありませんよね。

離婚の原因を知ったときの子どもの年齢にもよると思いますが、思春期に親が浮気をして離婚したと知ったとき、子どもは「自分は親から捨てられた」「親が浮気したなら自分も将来浮気するかもしれない」などと考えるかもしれません。

たとえば妻が浮気したときに夫は子どもの前で妻の悪口を言うと、子どもの恋愛観に影響を与えてしまいます。まだ子どもが幼いからわからないと思っていても、心には刻み困れるために、子どもが成長して異性と恋愛するときに影響が出てしまうことがあります。

『自分の親が浮気したから私も浮気するかもしれない』『相手はいつか自分以外の人と浮気するかもしれないから、私は心を開かない』と恋愛に臆病になる可能性がありいます。欧米の研究でも両親の浮気で離婚した家庭に育った子どもと、そうではない子どもと比べても恋愛に関する意識の差が大きいという結果も出ているそうです。

でも安心してください。これはただの研究結果にすぎません。親が浮気して離婚した子どもはそうでない人と比べて、当然『親が浮気したから、自分もきっと浮気するだろう』と思い込む可能性が高いです。思い込みはそのまま現実を作ってしまいますから、その逆を思い込めば浮気はしないでしょう。

親が浮気したけれど、子どもは浮気をしないで幸せな家庭を気づいている人もいますから、安心して充実した恋愛をしていきましょう。

子供の未来を守るためには親の愛情をしっかりと伝えることが大切

両親が離婚に向けて話し合っているとき、子どもの前ではその姿を見せないようにしていると思いますが、幼い子どもでも両親がかもし出す雰囲気の異常をすぐに察知します。会話の意味が分からなくても、その言葉を出している親の表情をよく見ているからです。

子どもが両親の離婚で一番気になることは、自分はこれからどうなってしまうのだろうという不安です。不安に耐えられなくなると、小さい子どもなら夜泣きやおねしょしたりなどするでしょう。大きい子どもはおねしょはできなくても、過剰に良い子になるか夜遊びなどして悪い子になると思います。経験上からして、親の怒鳴り合いは子どもの精神的成長には良いものにはなりません。

また、『私だけが子どもの事をちゃんと考えて愛している』『僕だけが子どもを守ってあげる』という親の一方の愛情を主張したり、子どもを奪い合う親の姿も子どもにとっては悲しいことでしかありません。

子どもにとってはどちらも大切な親であることは一生変わりません。たとえ離婚しても親であることは一生変わりません。『大丈夫、私たちは今もこれからもあなたを愛していることは変わらない。ずっと二人で守るから』としっかりと伝えてあげていただきたいと思います。

子どもは両親のどちらと一緒に暮らすのか、離れて暮らすことになる親はどこに住むのか、離婚後の親の不在時は誰が面倒を見てくれるのか、子どもが不安にならないように具体的に決まっていることは伝えましょう。それが親と子どもの信頼関係をより強めることになると思います。

人が成長するためには親から愛情を受けて信頼し合う経験が大切になっています。

両親が離婚した経験がある子どもの想い

両親が離婚した経験がある子どもが、そのときどんな思いだったのか、どんな対応が嫌だったのか、またどんな対応をして欲しかったのでしょうか。公益社団法人 家庭問題情報センターが発表されたデータを参照させていただきました。こちら

「『なぜ両親が一緒に暮らせないのか分からないし、私の知らないところで勝手に(転校することなど)離婚を決めていたことが納得いかない』と言いたかったけれど、言葉にすると涙が出て言えなかった」(離婚時8歳)

「親を見ていて意見や反論を言える状況ではなかったので、従うしかなかった」(離婚時12歳)

「何も言えなかった。自分の気持ちが分からなかった。学校で平常心でいることだけで精一杯だった」(離婚時18歳)

両親が離婚することは子どもにとっては衝撃な出来事です。自分の将来について考えることはできない状況に陥ります。大人は周りの友人に相談することができますが、子ども自身は誰にも相談できないことが多いです。子どもにも相談できる大人が必要です。そんなときはカウンセラーに相談していただくときっとお子様の心の負担に寄り添えると思います。

親が離婚を勝手に決めることも辛いですが、「両親のどちらと暮らしたいか?」という質問を親から言われたときは子どもはどんな思いなのでしょうか。実際にその質問を受けたことがある子どもの回答です。

「どちらの親と暮らしたいかという質問はとてもデリケートな問題で、そういう問いを突き付けること自体が子どもを気づつけることになる」(離婚時8歳)

「嫌だったことは、自分に選択権を与えられて両親のどちらと住むのかを選ばされたこと。当時の自分には負えないような責任を与えられた」(離婚時16歳)

他にも17歳と15歳の兄弟は両親から「父と母、どちらと一緒に暮らすか」と問われたときに二人で相談して出した答えがこちらでした。

「僕たちはこの家で暮らします。僕たちと暮らしたい人だけがこの家に残ってください」

両親の離婚のために兄弟が離れて暮らすことになることはありませんね。そして環境も変わる必要はないですよね。親でも決められないことを子どもに決めさせる罪なことはしないでいただきたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

子どもは大人が思うよりもずっと親のことを見ています。親が離婚し分かっています。

離婚によって子どもが受ける悪影響を軽減できるのは、やはり親の愛情とサポートがとても大切です。一緒に暮らせない親も子どもへの愛情を示すことが、子どもの将来を守ると思います。

子どもが親の些細な姿を見ている以上に、親は子どもの些細な変化にも気づけるようにしていくことをお勧めします。

最後に離婚家庭で育ってきた子どもの方へ。両親の離婚で様々な辛い場面を見て経験を積まれてきたと思います。ですがその経験を乗り越えてきたあなたは、とっても素晴らしい強さを培ってきました。あなたの未来は過去の親の離婚とは関係ありません。自信をもって未来に突き進んでいくことで、あなたの強さは周りの人たちをきっとハッピーにさせることでしょう。

ぜひこちらの記事も読んでいただければと思います。⇒「別居・離婚で大切な子どもの親権と心理を知りたい」

最後までお読みいただきありがとうございました。