夫の浮気を許すことができないときの深層心理と処方箋

夫から浮気したことを告白されたとき妻のショックは計り知れないほど深いものがあるはずです。子供のことを考えると離婚する気にはなれないから浮気を許すことを選びたいけれど、裏切られたという思いが許すことができないということもあります。夫の浮気を許すことができない深層心理と許すための処方箋を考えていきます。

浮気を許すことができない深層心理

配偶者の浮気だけでなく両親の離婚も同じですが、身近な人に何か傷つくことがされたら、それに対して「許せない」という思いが湧いてきます。他人が起こしたことで自分は傷ついたという「被害者意識」が湧いてきます。この被害者意識は夫婦関係を破壊させていく恐ろしいものです。

被害者意識は加害者に対して「あなたのせいで私は傷ついた、私は幸せでない、あなたを許すことできない」というメッセージを与え続けることができます。それで加害者側が申し訳ない罪悪感が抱いていると、被害者側は優越感を味わうことができます。その優越感を持ち続けることに深層心理では快感を得ています。

でもそれは自分でずっと「しあわせになれない」状態を創り出していることになります。心の奥には被害者意識以外にもちゃんと「しあわせになりたい想い」があります。ですが被害者意識も持っているからしあわせになれないのです。

浮気をした夫を責め続けていると、そんな自分に嫌気がして自分を否定する感情も湧いてきます。自分でも被害者意識の感情に気づいているから、そんな自分が嫌いになってしまい自分自身を否定して許すことができなくしてしまいます。この状態は本当に苦しいです。「夫の浮気のせいでなんで自分が苦しむの」ともっと被害者意識増幅させる可能性もあるからです。

被害者意識に真正面から向き合うと辛いですが、解消するにはその気持ちに気づき認めることが大切です。「私は被害者意識を持っていた」と認めるだけです。可哀想だったねと自分を慰めることは必要ありません。被害者意識を見つけるコツは、ノートに書きだすことです。文章にして見える化すると頭の中がスッキリしてまとまります。

被害者意識は小さいころから持っていた可能性が高いので、昔からの想いも一緒に書き出してみましょう。どんどんと出てくると、同じことを繰り返している自分に気づくかもしれません。そこでまた自分を責める必要はなく、笑って「もう被害者意識は私にはいらなーい!」と捨てちゃってましょう。

被害者意識に向き合うことは自分一人では難しいことが大半です。そんなときはメンタルコーチやメンタルカウンセラーに、心の奥の気持ちを吐き出すと良いです。今はそんな被害者意識に苦しむ女性が増えているので、この機会に一緒に被害者意識を手放していきませんか。

夫婦は鏡

自分の被害者意識と向き合っていたら、夫の浮気なんて気にしなくなっているかもしれません。自分に集中していると夫や彼氏の浮気ことをいつの間にか許す自分がいるかもしれません。許すというよりも浮気を忘れているというほうが近いかもしれませんね。

夫婦間でおきるトラブルはお互いの心の奥にある問題を気づかせるために起こるということがあります。

人は好きな人もいれば嫌いな人がいて、夫は大好きな人だったのにいつの間にかイライラさせる嫌いな人になっている場合があります。それは「夫婦が鏡」だからです。

夫の行動にイライラしていまうのは、自分にも同じものを持っているからです。

夫が「だらしなくて嫌」と思うのは、貴女の中に「だらしない」があるから。

夫が「いい加減で嫌」と思うのは、貴女の中に「いい加減さ」があるからです。

「だらしないさ」や「いい加減さ」には人により個人差はありますが、貴女の中にある「だらしなさ」や「いい加減さ」に引っかかって疼いているから、イライラしてしまいます。

人は自分の中に見たくないものがあると、他人から同じものを見せられてしまい、それにイライラとしてしまうことがあるのです。それも身近な人がそれをするのです。

夫婦は同じものを持って引き合わせます。好きな部分が一緒だと心地よいけれど、同じく嫌いな部分も一緒なので不愉快になってしまいます。だから「夫婦は鏡」なのです。

これをどうしたら良いかというと、「夫婦だから仕方ないね。似た者同士だね」と笑ってしまうと、どうってことなくなります。

相手も自分も治そうとしなくても、「似た者同士」で笑ってしまいましょう。

浮気については「似た者同士」で済まされないので、夫が浮気をしたときに「夫婦は鏡」という考え方を思い出して、もしかしたら自分も浮気する可能性があるのかなと思ってみるのはいかがでしょうか。

きっと怒りに囚われなくなるはずです。

浮気は夫婦の歴史の1ページ

「浮気は悪いこと」と考えがちですが、その考え方でいる限り「浮気を許す」ということはできません。

人生には良いことも悪いことも起こりますよね。良いことが起きたらしあわせで、悪いことが起きると不幸なのでしょうか。私はそうは思いません。私は良いことも悪いことも表裏一体と考えています。良いことも悪いこともすべてはしあわせになるエッセンスだと考えています。

「良いこと・悪いこと」と判断することよりも、自分がどうあるとしあわせかと視点を変えると、「浮気は悪い」という考え方から「私は夫の浮気から何を学んで、どうやってしあわせになっていこうか」と考えたら、その時点でしあわせが始まっています。

結婚までの人生は両親の力に支えられてしあわせを築いてきましたが、結婚後は夫とともに自分たちと子供たちのしあわせを築いていくことになります。どんなしあわせを築くか自分次第です。

浮気は夫婦の長い歴史の中で起きた1ページに過ぎません。浮気を許すともっと新しいページが増えていきます。浮気を許さずにここで夫婦の歴史を終わらすのも貴女次第です。

浮気は夫婦関係を見直すチャンス

浮気を許すと決めて夫婦の歴史を続けていくと決心できたら、それは既に浮気問題を解決したといえます。浮気は夫婦の問題を映し出したものであって、根本的な問題は、夫婦お互いに抱いていた不満があるからです。それを表面化していなかったから、意図して浮気をしたわけではないですが、根本的な問題に向き合うようにと浮気を発覚させたと思います。浮気を夫婦関係を見直すチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか?

夫婦の問題は何か一つだけではなく、今までの小さな不満の積み重ねだとよく言われます。その不満をお互いの責任にぶつけあうと離婚への道へと進めてしまいますが、夫婦関係を見直すチャンスと考えるだけで別の視点を見つけ出すことができます。

それを見つけることができれば、あとは夫婦で話し合うだけです。自分が求めていることは何か?夫婦としてどんな生き方をしたいのか?相手が求めていることは何なのか?

今まで話し合っていなかったことが出し合えます。新しく知り得れたことは夫婦で補い合えます。浮気を夫婦関係を築き治すきっかけにすることができます。

まとめ

夫の浮気を許すことができないときの深層心理と処方箋はいかがでしたでしょうか?

浮気を許すことができなくてもいいです。浮気は夫の問題だからです。浮気を許せない自分の気持ちに向き合っていくことが大切です。

被害者意識は夫婦関係を壊すだけでなく、もし夫と離婚をしても被害者意識を持っている限りしあわせな人生は歩めません。夫の浮気をチャンスと考えて自分が持っている被害者意識を捨てていきましょう。

浮気した夫ももしかしたら被害者意識を持っている可能性があります。そばにいる妻が頑張って被害者意識と向き合っていると、夫も一緒に向き合っていくかもしれません。被害者意識は馬鹿馬鹿しいと笑っていると、いつの間にか消えているものです。夫と一緒に笑っていると新しい夫婦関係が出来上がるかもしれませんね。

浮気を夫婦関係を新しく作り変えるチャンスにしていきませんか?

こちらの記事も参考になると思います。ぜひお読みください。⇒「既婚者が浮気をする心理&浮気をしない人の特徴」

最後までお読みいただきありがとうございました。