職場いじめでお悩みの方必見です!!いじめの相手や会社を訴えるときに相談するべき3つの味方

職場でいじめを受けてお悩みの方は、毎日会社に行くのが辛くて身も心もバランスが崩れてしまっていることでしょう。いじめに耐え続けてこのまま心が壊れてしまい退職という道へ進み、ただ泣き寝入りするだけに終わるのか?退職後は体や心が壊れた状態で新しい仕事を見つけることすらできないかもと不安だから、何とかして心をスッキリさせて、生活の不安が解消できるようにしたいと考えることがあると思います。そんな時裁判だけでない職場のいじめを「訴える」手段をご紹介します。

職場いじめを訴える相手は誰?いじめた人?それとも会社?

職場でいじめを受けている人が訴えることを考えた時、訴える相手は誰になるのでしょうか?

職場でいじめを受けているのに何も対処をしなかった上司や会社を訴えますか?または会社を訴えるだけでは気が済まないから、いじめを直接した側の人でしょうか?

いじめ内容によってはいじめをしている相手が複数になったり、職場全体かもしれません。いじめに関わった人全員を訴えますか?

いじめを受けたあなた自身がどうなってほしいのかをしっかりと確認する必要があります。

会社にいじめに対して調査し対処を求めるのか、いじめの加害者から慰謝料請求したいのか。これらを明確にしないまま職場のいじめを相談すると、自分の想いとは違う方向へと進んでしまう可能性があります。

職場のいじめを訴えるか決めていないけどその前に相談できる5つの相談窓口

今はまだ訴えるかどうかは決めていないけれど、自分が受けている職場のいじめを

1.上司または会社の相談窓口

職場のいじめに対して最初に相談するのは上司や会社で設置されている相談窓口が良いです。

会社(雇用主)は従業員からいじめに遭っていることを報告を受けた場合は、そのいじめに対して放置することはできません。職場のいじめが事実なのか加害者や周囲の人から調査をして、いじめが事実なら加害者にいじめを止めるように指導しなければなりません。

また社内でいじめが再発しないように対策を講じなければなりません。それは労働契約法で定められているので、いじめに対して対策を怠った場合は、会社に対して損害賠償請求することができます。

一般的な会社であれば、社員からいじめやハラスメントの相談を受けた場合は、いじめがあったのか加害者や周囲の社員にも聞き取りを行って対処をしますので、何らかの解決に至ります。

残念なことに時にはいじめの事実をもみ消そうとする上司も存在したりします。そんなときは、外部の相談できる機関を活用してください。

折角あなたがいじめを相談しようとした立派な行動をそこで諦めないでいただきたいと思います。

2.労働組合

職場でいじめを受けていることを職場の相談窓口に訴えても、相談窓口の人が信頼できる人なのか心配になったりしますよね。

そんな時は労働組合に相談してみてください。労働組合は相談してきた労働者のことを一番に考えて一緒に行動をしてくれます。

自分の会社に労働組合があれば労働組合に電話をかけて相談してみることが一番よいですが、全ての労働組合が労働者のためだけに行動してくれるとは限りません。一部の労働組合は会社との折り合いを考えて、いじめ相談をもみ消すこともないとは限りません。

そんな時は地域にある、誰でもが労働相談できる「地域労働組合」や「地域ユニオン」に相談すると良いです。相談者のことを一番に考えて全面的にバックアップしてくれる労働組合です。会社の上司に相談する前に労働組合に相談すると、有効な方法を教えてくれます。

また裁判で会社を訴えることになっても、労働組合では労働問題に熟知している弁護士と契約していることが多いので大きな力になります。また裁判費用も組合で援助してくれます。

こちらからお住いの地域の地域労働組合や地域ユニオンを調べることができます。⇒こちら

3.弁護士・法テラス

自分が職場で受けているいじめが法律に反するものなのか、裁判で訴えても勝てるのか知りたいときは法律の専門家の弁護士に相談することもよいです。

ただ弁護士に相談するときは有料になります。初回1時間は無料で相談できる弁護士事務所もありますが、1時間の相談では終わらないでしょう。

経済的な面を考慮する時は「法テラス」に相談すると良いです。法テラスは国によって設立された法的トラブルを解決する案内所で、面談以外にも電話でもメールでも受け付けてくれます。

もし裁判で訴えることを決めた場合、経済的に余裕がない時でも弁護士や司法書士費用などを立替てくれる制度もありますので、必要なニーズに合わせて利用ができると思います。

法テラスについて調べるときはこちらから⇒こちら

職場のいじめを訴えることができる3つの機関

労働局・労働委員会

職場の上司や会社に職場のいじめを訴えても何もしてくれないときは、労使間のトラブルを解決してくれる労働局や労働委員会に相談することができます。

労働局と労働委員会の違いは、労働局は会社(使用者)と労働者(元労働者も含む)の間の労働トラブルを解決する機関で、労働委員会は会社(使用者)と労働組合の労働トラブルを解決する機関です。

職場のいじめに対して労働組合を通じて会社にいじめの対応を求めたときに、会社側は労働組合の話を聞こうとしなかったら労働委員会に訴えることができます。

労働局も労働委員会は相談だけでなくその後の対処についても無料で行うことができますから、経済面では心配することはありません。

全国の都道府県に労働局や労働委員会が設置されています。労働者と使用者(会社)の間で紛争が起きたとき、どちらか一方が相談して申し立てがあれば助言や指導ができます。

職場のいじめについて上司や相談窓口に報告しても、何も対処をしないで放置されたときは労働局や労働委員会に申し立てをすることができます。労働局や労働委員会の申請は無料で、また弁護士を雇う必要はないので経費は掛かりません。

労働局や労働委員会が動き出すと長くても1か月程で何らかの形で決着します。

ただ問題点もあります。申し立てを行っても会社が労働局からの助言や指導を応じないことがあるということです。労働局の助言や指導に応じないときは「あっせん」を申請することができますが、それも会社が応じないこともあります。

でもこの行動は無駄にはなりません。会社が職場内のいじめに対して何も対応しなかったことが明らかになるので、今後の裁判に訴える行動では有利になる可能性もあります。

注意:職場のいじめやパワハラでは労働基準監督署は関与しない

職場で起きているいじめやパワハラ(セクハラも含む)などの問題があると、労働基準監督署に相談しようと考える人が多いですが、実は労働基準監督署はそれらの問題では積極的に関与はしないです。

労働基準監督署の役割は、民間会社に労働基準法を遵守させることです。単なる無視や言葉の暴力だけでは労働基準法に反していないので労働基準監督署は何もできません。

でも職場のいじめやパワハラに全く関与しないわけではありません。もしその内容がサービス残業の強要だったり有給休暇を与えないなど労働基準法に違反する内容だったら、労働基準監督署はその会社を検査して使用者や関係者を尋問したり、いざとなれば逮捕もできます。

労働基準監督署に職場のいじめやハラスメントで相談したら、労働局へ相談するように勧めるだけになります。

最後は裁判所に訴える

様々な手段を講じても会社が職場のいじめに対して何も対処をしない場合は、最後は裁判所に訴えることになります。

裁判所に訴えるとしても、すぐに民事裁判に入るわけではありません。

裁判所では平成18年から「労働審判」という手続きが導入されています。これは裁判官1名と民間人2名で組織された労働審判委員会で、労使双方に立証や主張させて、それをもとに和解を勧めたり、和解が不成立の場合は審判(通常の民事事件では判決という)を出します。

労働審判の期限は3回までとして、およそ3か月ほどで終結します。でも審判の内容が不服だとしたら、提訴して民事裁判に移行する場合もあります。

労働審判も訴える相手は会社となるので、いじめの加害者に対してどうしても謝罪や慰謝料請求をしたい場合は、民事裁判で訴える方が早いでしょう。

職場いじめの相談をする前に大切なことは自分の気持ちを整理すること

職場のいじめやハラスメントを受けているときは、精神的にとても辛くて感情的になっています。その状態のまま相談してもいじめやハラスメントの状況を相手に正しく伝わりません。

相談する前に頭を冷やして、いじめの現状をまとめておくことが大切です。

  • いじめはいつから始まったのか
  • いじめの加害者は誰か
  • 具体的にどのようないじめ行為が行われているのか
  • いじめの証拠はあるのか
  • いじめによって自分にどんな被害が出ているのか。

など整理しておくと、上司や労働組合や弁護士に相談するときも相手に正確に伝わります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

職場であろうと学校であろうといじめを受けている人は一人で悩みを抱えがちになります。

家族には心配かけていけないと家では笑顔でいる人は、極限までいじめを耐えようと頑張ってしまいます。最悪は自分の命を消すことまで追い詰めることもあります。

はっきり言っていじめに対して一人で我慢する必要はありません。上記では専門家に相談することを書いてきましたが、一番身近な家族でも友人でも信頼できる人にすぐに相談してほしいと思います。

そして職場のいじめを訴えていじめに打ち勝った後の、あなたの本当の笑顔を家族に見せていただきたいと思います。

こちらの記事も読まれています。⇒「職場いじめはハラスメント!!ハラスメント事例別に見ると分かる身近に起きやすいいじめの現状」

最後までお読みいただき心より感謝いたします。